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傘と彼女と妄想力について

2016年5月18日 - 日記

今日、仕事の帰りに電車に揺られていると、突然雨が降り出しました。

天気予報は見ていなかったので傘は持っていません。

かなり激しい雨だったので、通り雨かなと思い、駅に降りるまでには止んでいるかなと思っていたのですが、駅に降りても激しい雨は一向に止む気配はありませんでした。

傘を持っている人はそのまま帰り、傘を持っていない人は走りながら帰っていました。

雨に濡れるのが嫌だなぁと思って、駅のホームで少しばかり雨宿りをしつつ、空を眺めていると、ふと少し離れたところに同じように傘を持っていなくて雨宿りをしているのであると思われる若い女性が目に留まりました。

若い女性を一瞥すると、なんともその横顔の美しいこと。天女ではあるまいか。

思わず二度見をしてしまいました。三度見も四度見もしたいところですが、あまりジロジロ見ていると変質者と思われるので。

そして僕は傘を持ってきていないことを別の意味で後悔しました。

嗚呼、もし僕が傘を持っていれば傘を差しだして「これどうぞ、家すぐ近くなので」なんて言って、躊躇している彼女に強引に傘を受け取らせ、走って家に帰るところなのに。

そしてその彼女は律儀な方なので、翌日の同じ時刻に僕を見つけると、僕の方に駆け寄ってきて「あの、昨日はありがとうございました」なんて言って僕に傘を返してくれるのです。

そこからラブストーリーが……なんてことを妄想していると雨はいつの間にか止んでいて、美人の彼女はいつの間にかいなくなっていました。とほほ。

人の妄想力というのは凄いものですね。