病気の時は不安と孤独に襲われる

数日かけて、僕は病にやられていた。
どうやらどこからか風邪をもらってきたらしく、意識も朦朧としていて足もおぼつかない。
そう言えば、冷蔵庫に買いだめていたプリンがあったと思い出して布団から立ち上がったはいいものの、どうやら僕の体はそんなちっぽけな栄養補給すらも許してはくれないらしい。
それでも何とか冷蔵庫にたどり着き、まずはペットボトルに入ったスポーツドリンクを飲む。
熱で火照った体に、冷たいスポーツドリンクが染み渡り、少し体が楽になる。
はあ、とため息をつきなんとなくテレビをつけてみるものの、特に面白い番組もやっていなかったのですぐに消す。
どうして、熱を出したときは、孤独や不安に駆られるのだろう?なんて考えながら、僕はトイレで用を足し、そして布団へと潜り込む。
日ごろはあんなにも愛おしい布団だが、こうも一緒にいられては多少は鬱陶しく思うものだ。
そう言えば、なんか忘れているような気がするがまあいいだろう。
でも、どうして僕は、夢で巨大なプリンの怪物に襲われたのだろうか。